残雪と新しい生命が輝きだす、白骨の早春。ふきのとうやワラビが顔を出し、小梨の白い花が瑞々しい季節の始まりを伝えます。山桜が彩る薫風の五月は、情感もひとしお。
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吹きわたる涼風に誘われ木道を歩めば、月見草にヤナギランの可憐な美しさが、心にふっと安らぎを届けてくれる。白樺やカラマツの緑陰に憩いの広がる、白骨の盛夏。
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ひと雨ごとに彩りをます錦秋の山々。桂やミズナラの木々が、黄金、朱、紅色へと紅葉するさまに、感嘆の声がこだまする。四季のうつろいを肌で感じるひととき。
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白の世界が舞い降りた山間に、野ウサギが踊りデンが遊び、カモシカが優しい瞳をのぞかせる。水墨画の世界が広がる、白骨の幽玄な冬景色。
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