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見どころ詳細/若山牧水・喜志子の碑

わかやまぼくすい・きしこのひ

若山牧水・喜志子の碑

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(ふりがな)
若山牧水・喜志子の碑
(わかやまぼくすい・きしこのひ)
見どころまで白骨温泉観光案内所より徒歩約15分
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『秋山に 立つむらさきぞ なつかしき 墨焼く煙むかつ峰にみゆ』若山牧水

歌人・若山牧水は信州の白骨温泉をこよなく愛したひとりで、白骨温泉や上高地、平湯を旅しながら白骨温泉の湯で胃腸の疲れを癒したと伝わる。滞在した湯屋で上記の歌を詠み、氏を偲んで石碑とした。また、氏は歌だけでなく紀行文のなかでも白骨温泉を度々登場させていて、明治・大正当時の白骨温泉のひなびた秘湯風情をいまに伝えてくれる。

「信州白骨温泉は乗鞍岳北側の中腹、海抜五千尺ほどのところに在る。温泉宿が四軒、蕎麦屋が二軒、荒物屋が一軒、合せて七軒だけでその山上の一部落をなしてをるのである。郵便物はその麓にさかえる島々村から八里の山路を登って一日がかりで運ばるゝのである。急峻な山の傾斜の中どころに位置して、四邉をば深い森が囲んでいる。渓川の烈しい音は聞えるが、姿は見えない。胃腸病によく利くといふので友だちに勧められ、私はそこに一月近く滞在していた」
若山牧水『樹木とその葉 火山をめぐる温泉』より

若山牧水がこの世を去ったあと、夫人の喜志子はひとり氏を偲んで白骨温泉を訪れたという、夫婦の絆の強さを感じるエピソードもある。

■若山牧水(わかやまぼくすい)
1885(明治18)年生まれ。戦前日本の歌人。本名・繁(しげる)。1912年、喜志子と結婚し2男2女をもうける。代表作『別離』、『さびしき樹木』(歌集)、『みなかみ紀行』(紀行)など多数。1928(昭和3)年没。

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